鎮静を征する者は日焼けを制する!紫外線対策は鎮静・保湿が基本!

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こんにちは!

元エステティシャンアラフォー3兄弟ままのmamanieです。

ぽかぽか陽気の春が過ぎ、夏の暑さを徐々に感じ始めてきました。

屋外レジャーやイベントなどを楽しんだ後、すこーしづつ・・・でも着実に感じ始めてきた頃では無いでしょうか・・・。

そう・・・

日焼け

紫外線がシミやソバカスの原因となるのは周知の事実。

他にはシワやたるみの原因にもなります。

昨今は紫外線量も増加していますので、美容面だけでは無く、皮膚の健康の事も考えてしっかり対策をしていきたいものですね。

日焼け後にシミそばかすや肌の老化サインを残さないように、また健康な肌を維持するために継続できる紫外線対策をしていきましょう。

紫外線を沢山浴びたら美白したくなる!でもまって!!

外出・レジャー後、顔や体が赤くなっていたり、火照っているのを感じたときに頭に浮かぶのは「シミになる!美白しなくちゃ!

急いでドラッグストアやネットで美白系のコスメを購入してしまいがちです。

でも待ってください。

美白の前にしなくてはいけない、一番大切な事があります。

まずは鎮静

紫外線を沢山浴びた肌は「やけど」状態

紫外線を沢山浴びた後の肌は、炎症を起こしていて、いわば「やけど」状態。

赤み、かゆみ・ヒリヒリ(痛み)、腫れ、火照る(発熱)これらは炎症の4兆候といいます。

海で日焼けした後はこれらが顕著に表れるので想像しやすいですし、皮膚科へGo!のレベルです。

しかし、日々の生活や、屋外レジャー後の日焼けを「やけど」と認識してケアをする方はどのくらいいるでしょうか?

「少し火照っているな」「少し赤くなったな」と感じたら、それは炎症のサインです。

鎮静のケアを怠ると、肌トラブルの原因に。

日焼け後のデリケートな肌には、どんな有効的な美白成分も刺激となってしまう可能性があります。

「低刺激」とされている基礎化粧品ですらしみる事もあります。できるだけシンプルケアを心がけます。

まずは鎮静をして、有効成分を受け入れることができる土台を整えましょう。

お勧め鎮静ケア3選

その1・とにかく冷やす

これ以上もこれ以下もない、とにかく冷やす!

冷たく絞ったタオルや、冷蔵庫で冷やしたアイスノン、冷えピタシートなどを用いて、ほてりや赤みなどが収まるまで冷やすことが理想的です。

ポイントは氷や冷凍庫で冷やしたアイスノンでは冷やさないこと。

凍傷の危険性があるので、避けた方が無難です。

その2・抗炎症成分が入ったコスメを選ぶ

読んで字のごとく、炎症を抑える成分です。

アラントイン・アロエ液汁・アロエベラ・ゲンチアナ・ティートゥリー・モモ葉・グリチルリチン酸などなど・・・まだまだ沢山ありますが、私がエステティシャンの頃「アラントイン・アロエベラ・ティートゥリー」を自分の中の抗炎症ベスト3としてました。

この3種がこの中で抗炎症作用が強いエビデンスがあるのでは無く、勤務していたサロンでフェイシャルコースや脱毛後のケアで良く使われており、赤みやほてりが比較的に早く落ち着いた経験があるからです。

その3・パックは栄養より水分を入れることを目的とする

美白パックを使うのはもう少し我慢しましょう。

まずはシンプルに水分補給を。

冷蔵庫で冷やしておけば顔全体の冷却にもなって良いかと思います。

抗炎症成分が入っていれば尚良いとおもいます。

皮膚はカラカラ状態。保湿もしっかりとしましょう。

紫外線の影響で、皮膚の水分が蒸発してしまっている状態です。

何十回も重ねづけする必要は無いですが、いつもより丁寧に・ケチらずに優しく塗布しましょう。

ハンドプレスだと手の温度が伝わるので、最初のうちはコットンで優しくパッティングするといいですね。

セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸は優秀な保湿成分

紫外線によって皮膚の中のコラーゲンやエラスチンは、ズタズタにされている状態です。

化粧品に配合されているコラーゲンなどがその代わりになるわけではありませんが、優秀な保湿成分であるのには代わりありません。

一口にセラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸と言っても、実は種類があります。

コラーゲンは約30種類あり、役割もそれぞれ違います。

皮膚にあるのはⅠ型やⅣ型と呼ばれるコラーゲンです。

コラーゲンの原材料も豚やら魚やら植物性やら沢山あるので、突き詰めれば突き詰めるほど沼にはまる世界。

ヒアルロン酸もナノ化されているものだったり、セラミドは4種類に分かれていたり・・・。

パッケージの裏で確認するのには限界がありますよね。

成分表示は保有量が多い順に記載されるルールがあるので、「最初の方にのってるから多いんだな」「こっちより保湿されるのかな」くらいの認識でチョイスして良いと思います(*゚∀゚*)

最後に

エステティシャンとしての経験上、個人的に一番怖いなと思っていることが「炎症」です。

体の脱毛をされているお客様の、脱毛後のお手入れをサボってしまっている方としっかりされている方、比較すると肌質が全然違うんです。

脱毛後に、しっかりクールダウンして、火照りなどを押さえてから水分補給をし、乳液やクリームで保護をしていた方々は、水分をしっかりと含んでハリがある肌。

また、比較的透明感があり、毛穴が目立ちにくい印象でした。

対照的にお手入れをサボりがちな方々は、乾燥し、キメが荒い、硬い肌。

また、くすんで色素沈着が目立っていることが多い印象でした。

これがお顔の肌だったら?

そう考えたらめちゃめちゃ怖い・・・。

9年近く、沢山のお客様のお肌の経過を見てきていえることは、

炎症を征する者は日焼けを制するということ。

お高い美白コスメを使う前に、まずは基本の「き」。

鎮静をしましょう。

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